大型MTシリーズは、刺激のある走りと先進装備を両立しやすいのが魅力です。
MT-07系の扱いやすさ、MT-09系の総合力、MT-10系の迫力に加えて、SPやY-AMTで選び方はさらに細かく分かれます。
同じMTでも排気量だけでなく装備差やキャラクター差が大きいので、街乗り重視なのか、峠や高速も含めて楽しみたいのかで向き不向きが変わります。
この記事では、YAMAHAネイキッド MTシリーズ 大型編の各モデルの立ち位置を整理しながら、どんな人にどのモデルが合いやすいのかを分かりやすく紹介します。
MT-07

MT-07の紹介
- 軽量で扱いやすさに優れた、大型ネイキッドの定番モデルです。
- 688ccクラスらしい余裕を持ちながら、街乗りでもワインディングでも振り回しやすいです。
- 大型デビューでも構えすぎず乗りやすく、日常使いから休日のツーリングまで幅広く付き合いやすい1台です。
MT-07の魅力
MT-07の魅力は、軽さだけでなく、扱いやすさや一体感を高める装備がしっかり入っていることです。
- アシスト&スリッパー®クラッチにより、クラッチ操作が軽く、シフトダウン時も滑らかにつながりやすいです。
- 倒立式フロントサスペンションを採用しており、フロントの接地感や応答性を高めています。
- 5インチTFTディスプレイはY-Connectにも対応しており、日常での使いやすさや先進感もしっかりあります。
- エルゴノミクスデザインにより、ライダーとの一体感を意識した自然な乗車姿勢を取りやすいです。
基本情報はこちらから
メーカー希望小売価格:968,000円
排気量:688cc
最高出力:54kW(73PS)/8,750r/min
最大トルク:68N・m(6.9kgf・m)/6,500r/min
シート高:805mm
車両重量:183kg
MT-07 Y-AMT

MT-07 Y-AMTの紹介
- MT-07の扱いやすさをベースに、クラッチ操作不要のY-AMTを組み合わせたモデルです。
- 渋滞の多い街乗りやストップ&ゴーの多い使い方でも疲れにくく、大型に慣れていない人にも入りやすいです。
- 気軽さを重視しつつ、大型らしい余裕もほしい人に向いています。
MT-07 Y-AMTの魅力
MT-07 Y-AMTの魅力は、MT-07の軽快さを残しながら、変速まわりの負担を大きく減らせることです。
- Y-AMTによりクラッチ操作が不要で、発進停止の多い場面でも気軽に乗りやすいです。
- 2つのトランスミッションモードを選べるため、気楽さとスポーティさを使い分けやすいです。
- 5インチTFTディスプレイやスマホ連携にも対応しており、日常での便利さもしっかりあります。
- 688ccクラスの軽量・コンパクトな車体をベースにしており、大型としては扱いやすさを感じやすいです。
基本情報はこちらから
メーカー希望小売価格:1,056,000円
排気量:688cc
最高出力:54kW(73PS)/8,750r/min
最大トルク:68N・m(6.9kgf・m)/6,500r/min
シート高:805mm
車両重量:187kg
MT-09

MT-09の紹介
- 888cc直列3気筒の力強さと軽快さを両立した、大型MTの中心的な存在です。
- MT-07より刺激があり、MT-10ほど大柄すぎないため、走りの楽しさを強く求める人に向いています。
- 街乗りからワインディング、ツーリングまで、スポーティに楽しみたい人に相性がいい1台です。
MT-09の魅力
MT-09の魅力は、パワー感だけでなく、電子制御や乗車姿勢まで含めて「スポーティなのに扱いやすい」と感じやすいことです。
- 888cc直列3気筒エンジンは、トルク感と伸びを両立し、加速の気持ちよさを味わいやすいです。
- 6軸IMUとYRCを採用しており、各種電子制御で走りをしっかりサポートしてくれます。
- 5インチTFTディスプレイを備え、視認性と操作性の両方に配慮されています。
- 自然に動きやすいライディングポジションで、スポーティさを感じやすい一方で、扱いやすさも確保されています。
基本情報はこちらから
メーカー希望小売価格:1,254,000円
排気量:888cc
最高出力:88kW(120PS)/10,000r/min
最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min
シート高:825mm
車両重量:193kg
MT-09 SP

MT-09 SPの紹介
- MT-09をベースに、足まわりや制動力、装備の上質感を高めた上級仕様です。
- ベースの軽快さはそのままに、よりしっかりした走行感や所有感を求める人に向いています。
- ワインディングやツーリングで走りの質まで重視したい人に有力です。
MT-09 SPの魅力
MT-09 SPの魅力は、ベース車の楽しさを残したまま、走行性能と使い勝手を一段引き上げていることです。
- ÖHLINS製リアサスペンションを含む専用足まわりにより、乗り心地とスポーティさの両立を狙いやすいです。
- ブレンボ製キャリパーを採用しており、より強力でコントロールしやすい制動感につながっています。
- スマートキーを備え、日常での使い勝手や上級モデルらしい装備感があります。
- 前後フルアジャスタブルサスペンションで、好みに合わせて細かく調整しやすいです。
基本情報はこちらから
メーカー希望小売価格:1,441,000円
排気量:888cc
最高出力:88kW(120PS)/10,000r/min
最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min
シート高:825mm
車両重量:194kg
MT-09 Y-AMT

MT-09 Y-AMTの紹介
- MT-09の強い加速感と軽快さをベースに、Y-AMTで気軽さを加えたモデルです。
- スポーティな大型ネイキッドに乗りたいけれど、変速操作の負担は減らしたい人に向いています。
- 通勤や街乗りでも扱いやすく、休日はしっかり走りも楽しみたい人に相性がいいです。
MT-09 Y-AMTの魅力
MT-09 Y-AMTの魅力は、888cc直列3気筒の楽しさを残しながら、変速の負担を大きく減らせることです。
- Y-AMTにより、クラッチ操作不要で上質な変速フィールを狙いやすいです。
- 888cc直列3気筒エンジンの力強さがあり、イージーさだけでなく走りの満足感もしっかりあります。
- 5インチTFTディスプレイや電子制御も備え、現代的な大型ネイキッドとしての装備感があります。
- スポーツをもっと気軽に楽しみやすい構成で、街中からツーリングまで使いやすいです。
基本情報はこちらから
メーカー希望小売価格:1,364,000円
排気量:888cc
最高出力:88kW(120PS)/10,000r/min
最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min
シート高:825mm
車両重量:196kg
MT-10

MT-10の紹介
- MTシリーズの頂点に位置づけられる、997ccクラスの大型ネイキッドです。
- 威圧感のある見た目とリッタークラスらしい余裕があり、強い刺激や存在感を求める人に向いています。
- 街乗りよりも、ツーリングや高速道路、走りの迫力を味わいたい人と相性がいい1台です。
MT-10の魅力
MT-10の魅力は、ただ排気量が大きいだけでなく、MTシリーズ最上位らしい迫力と先進制御を両立していることです。
- 997ccのCP4エンジンにより、余裕のある加速感とトップクラスの迫力を味わいやすいです。
- YRC(YAMAHA Ride Control)を搭載しており、ライダーの走りを電子制御でサポートしてくれます。
- 6軸IMUを活用した各種制御で、ハイパワー車でも扱いやすさに配慮されています。
- MTの頂点らしい存在感あるデザインで、停まっているだけでも強い迫力があります。
基本情報はこちらから
メーカー希望小売価格:1,925,000円
排気量:997cc
最高出力:122kW(166PS)/11,500r/min
最大トルク:112N・m(11.4kgf・m)/9,000r/min
シート高:835mm
車両重量:212kg
MT-10 SP

MT-10 SPの紹介
- MT-10をベースに、足まわりや装備の上質感を高めた最上級仕様です。
- リッターネイキッドらしい迫力をベースに、より高い満足感や特別感を重視したい人に向いています。
- 価格は高めですが、MTシリーズの頂点らしい装備内容を求めるならかなり有力です。
MT-10 SPの魅力
MT-10 SPの魅力は、MT-10の迫力を土台にしつつ、上級仕様らしい装備で走りと所有感をさらに高めていることです。
- 専用セミアクティブサスペンションにより、走行状況に応じた上質な足まわり感を狙いやすいです。
- スマートキーを採用しており、使い勝手や高級感でも差別化されています。
- MTシリーズ頂点のキャラクターにふさわしい、濃い走りと強い存在感があります。
- 上級仕様ならではの満足感があり、装備内容までこだわって選びたい人に向いています。
基本情報はこちらから
メーカー希望小売価格:2,189,000円
排気量:997cc
最高出力:122kW(166PS)/11,500r/min
最大トルク:112N・m(11.4kgf・m)/9,000r/min
シート高:835mm
車両重量:214kg
比較
| 車種名 | 排気量 | 気筒数 | パワー | 車重 | シート高 |
|---|---|---|---|---|---|
| MT-07 | 689cc | 2気筒 | 約74PS | 約184kg | 805mm |
| MT-07 Y-AMT | 689cc | 2気筒 | 約74PS | 約186kg | 805mm |
| MT-09 | 890cc | 3気筒 | 約119PS | 約193kg | 825mm |
| MT-09 SP | 890cc | 3気筒 | 約119PS | 約194kg | 825mm |
| MT-09 Y-AMT | 890cc | 3気筒 | 約119PS | 約193kg | 825mm |
| MT-10 | 998cc | 4気筒 | 約166PS | 約212kg | 835mm |
| MT-10 SP | 998cc | 4気筒 | 約166PS | 約214kg | 835mm |
MT-07系
- 軽量で扱いやすい
- 初心者〜中級者向け
- 街乗りやツーリングが得意
Y-AMTはクラッチ操作不要
MT-09系
- MTシリーズの主力
- パワーと軽さのバランスが良い
- ワインディングやスポーツ走行が楽しい
SPはサスペンション強化モデル
MT-10系
- R1系エンジンのハイパワーネイキッド
- 160PS級のパワー
- 完全ハイパフォーマンス
SPは電子サスで最高装備
最後に
大型MTシリーズの魅力は、共通した攻めたデザインを持ちながらも、選ぶモデルで扱いやすさ・刺激・装備の密度が変わるところです。扱いやすさならMT-07系、総合力ならMT-09系、パワーと存在感ならMT-10系まで含めて考えると選びやすくなります。
最後は、SPの足回りやY-AMTの価値まで欲しいかどうかで決めるのがコツです。スペックだけでなく、自分がどこで気持ちよく走りたいかを基準にすると選択がブレにくくなります。






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